蔵元webプロモーション施策
この件で記事を書くのも3枚目なのに、まだ本筋に入っていないのもどうかと思いさっきタイトルを決めた。プレゼン資料を作るのためにもタイトルはいるので。
【蔵元webプロモーション施策】と名付けた。
企画屋がプレゼン内容をまとまってない段階で公開するなんてあり得ない話だと最初はフツーに思ったけど
●もうそんな時代じゃない
●パクられる心配はない
と思って、これからもリアルタイムで書きながらまとめたり、アイデアを追加して行ったりしようかと。
パクられる心配がないという話は前回の記事で書いたとおり、骨子の段階で現実味がほぼないから。ものすごく端的に言うと『儲けようとする人にはできない』類の話だから。
さて順を追って。
コロナ禍に入って、
・・・まじか!ツラツラ書いてたのが消えた!!なに?noteって保存しないと消えるの?
気を取り直して書き直す。
コロナ禍に入って、頭を整理して、今、蔵元に必要なものは何か?を考えることにしようと決めた。
最初は蔵元に代わってお酒を販売しようとしてた。これは免許のことや協力者がみつからなかったことで頓挫した。(ちなみにいつでもできるように準備だけはしているので、手伝ってくれる人募集中だったりする。)
で、前述のような長いウダウダがあって、ちょっと光が見えた瞬間があって、ともかく、今、蔵元に必要なのはPR(webプロモーション)だと。
今、蔵元に必要なのはwebプロモーション
広告業が嫌いだとはいえ一応プロとしてやってきたので、ザックリと考察してみると、
現状として蔵元は自社PRを自前でやらなければいけない現場にあるということ。改めて考えるとかなり嘆かわしい状況だと思いますよこれは。
これも端的に言うと利益率が低いからなんですよね。
売上上位20社を調べてみるとチラホラ、どこと取引しているか知ってる会社があります。予算等のボリューム感もたぶん結構正確にわかります。
総売上と規模感を照らし合わせるとグロスで色々見えてきて、結果、大手広告代理店に発注できる体力がある企業は極めて少ないことが明らかになる。
日本酒といえばもちろん灘と伏見の大手メーカーがシェアも歴史も担っている大黒柱ですが、一方で「小仕込み蔵元」も大事な柱のひとつであり、はずせない酒文化のもうひとつの基軸。
でも、この小仕込みの蔵元、ズバリ言うと家内制手工業とか家族経営とか、そういう規模の蔵元は、プロモーションを外注するとかが、全くできない事情にあります。
脱線:シーンとして思い出す、クライアントと広告代理店
いきなり毒吐くと、お金持ちのクライアントしか相手にしないんですよね当たり前に、広告代理店は。大手代理店なんて明確な足切りがあるから、話すらできないですよね。
こういう立て付けは裏側で悲劇を生むんです。
大規模プロジェクトで連日徹夜作業。連日のように、決まって深夜に指示の電話が飛んでくる。なんで深夜かっていうと、代理店の担当がクライアントとキャバクラに行ってるから。
まぁ代理店の人間も制作の人間もそういう、なんていうんだろう?そういうプールみたいなところに一緒に入って、仕事してる感。俺たち頑張ってる。俺たち優秀。みたいなものを共有しているワールドがあって、そういうヘドロみたいなものが世の中を大きく回しているってのもまぁ一方の現実ではあるとは思うけど。
この手の話は大抵「伝説」と銘打って、ネタとして話すと盛り上がるしウケるので、まぁ機会があったら続きでも書くとして。(ちなみに結構この業界で頑張ってきたので伝説持ってる方です。)
話を戻すと、要はプロモーションを外注できる体力がある蔵元は極めて少ないという現実。つまりほとんどの蔵元はPRを自前でやるしかない。
ほとんどの蔵元はPRを自前でやるしかない。
つまりはシンプル。
PRを自前でやる=webプロモーション
これしか答えはないわけで、現実そういうことになってる。
蔵元のPR活動は
・facebook
・Twitter
・Instagram
以上の3つ。サイトやブログなどは数的にカウント不能なほど少数なので、結果全部SNSになっている。まぁ、極めてナチュラルで当然の帰結。
じゃぁこの蔵元のSNSを手伝うことが蔵元のためになる。とりあえず事業とかそういうことはぶっ飛ばして、これはもう事実だ。
ってことに落ち着いたわけです。
事業として成り立たないことは一旦おいといて、今、蔵元にはPR支援が必要。フィールドはズバリSNS。
ここまでを確定事項。極めてシンプル。
事業として成立させることは後から考えればいいじゃないか!蔵元のために働きたいんだろ?だったらどうしたら実現できるかを考えろや!
と、自分に言い聞かせて、じゃぁどうしたらいいかと思案を継続しつつ・・・
スピンアウトしたみんなをweb会議上に集めて、私のアイデアを強制的に聞かせる会を開きました。
色々いい話できたとも思うけど、ブレストにまで発展しなかったのでまた話したいと、迷惑でしょうが、と言ってweb会議を退室した。