信号機

その昔デザイナーを志した時だったか、デザイナーとして歩き始めた時だったかに、自分にとってでデザインとはなんぞや?みたいな感じで結構本気で結構長期に考えてた時期があって。

一番自分の中でしっくりきたのが、自分にとってはデザインっていうのは信号機を作るみたいなことがデザイナーとしての本懐で、こういうものを生み出すことが目指すところかな?と強く思っていた。

人がいて、生活があって、道ができる。いつしか社会なるものができて道は交差するようになった。なんとかうまいことできないか?っていう強い需要が生まれて、それをどうにかしようと誰かが立ち上がったんだろうと思う。知らんけど。

青で進む赤で止まるってことにしようぜ、とか。間に黄色なんてどうよ?とか。交差点で交互に変わっていく仕組みでいいじゃんとか。それをみんなに周知しないとねとか、ルール破ったらどうする?とか、それじゃ見えねーよとか、課題はどんどんどんどん派生していって、問題解決すべき点はメチャメチャ増えてくる。

そんな中で一つひとつブレイクスルーしていくのはアイデアと現実問題をうまくすり合わせる想像力の賜物だと思います。それを司るのが私はデザイナーなんだと思うわけです。人に言わせればそれはもはや違う話になってるよ。っていうかもしれませんが、私はこの意見で納得しています笑。

赤で止まるなんて完全に人工的な概念ですからね。それらの積み上げで強大な制度が仕上がっている。制度っていうか世界とも言えるんじゃ無いのかな?ものすごい革命的な発案だと思います。

ちょっとデザインして誰かが素敵な気分になったらいいなとかそんなんじゃなくて、てかそれが悪いとは言わないけど、

世の中に大変な問題があって、アイデアの積み重ねとか、天才的なひらめきとかを結合していって、その問題を解決していく一助になるってのが、デザイナーの醍醐味なんじゃないかなと。

そんなふうに思っていた時期が私にもありました。


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