長い自己紹介を終えて早速始動しようと張り切って頑張ってたらあろうことかnoteの更新を忘れてた。
リスタートにあたっては2つのプロジェクトを同時進行している。ひとつはこの蔵元web案件で、もうひとつはグッズの開発と販売の事業。
このもうひとつの方がひとつの山場を迎えていて、たぶん、1年以上かかったかな?試作がFIXして仕様がようやく確定。先日意匠登録・商標登録の申請を済ませた。
ということでココでも別カテゴリーでも作って進捗をメモして行こうかなと思ったり。
以上が前置き。
さて蔵元SNSの方が滞っていたのでそろそろ本格始動しないとなわけですが、ここまで合間を見てディスカッションをしたり、情報集めたり、あと一応テスト運用を任せてくれる蔵元も決まった。今度打ち合わせをする段取り。
同時にプロジェクトのフローとか、予算感とか、いろいろ考えることは山積みなんだけど。ことあるごとにそもそもSNSでいいのか?とか、そのやり方でいいのか?が話題に上るので自分的にも今一度整理したい。
蔵元及びその業界の仕事がしたい、役に立ちたいと飛び込んだ時。もちろん自分はweb屋さん、広告屋さんだったわけなので、順当に蔵元や酒販店の広告やwebサイトに手を出すのが順当だと思う。
いくつかはやったけれども、それはどっちかというとお手伝いというスタンス。自分からじゃぁ蔵元のサイトを作りたい!とはならなかった。なんでかって言うとズバリ蔵元の為にならないから。ここに異論の余地などなくて。
そして時を経て。蔵元にはSNSの運用が必要だと「発見」した。だから自分にできること、蔵元に必要なこと。これが揃ってるならもうやるしかないだろうということが始まり。
ということで広告業界から情報集めてみた。
月商1千万以上ぐらいの規模ではじめて案件として検討に入れる。非常にザックリだけどこれが現状。そうじゃない所は内政でやってる。だとするとSNSのPR戦略は、いいSNS担当者がいるかどうかの運次第。
こんな運任せではいけない!と私は言いたいわけです。蔵元はこの国に必要なものだから、規模にかかわらず健全な告知・広報活動を維持しないといけないと思うわけです。
ですので、私が言いたいのは、必要だから状況を作り出したいと言うことが出発点であって、既存の広告業界の利権を守ったり、その中にいる人たちの儲け話を作ることが目的ではないんです。
儲け話じゃないから興味ないじゃなくて、必要なことだから、ちゃんと儲けて継続できる仕組みを作っていきましょうよ。っていう話。
わからない話じゃないと思うんですが。わからない人ちょっと多いんですよね。
というわけで、蔵元のSNS案件を受注する道を進んでいく予定です。蔵元がwebサイトを作りたいと言ってきたら作らない方向で相談に乗れる立場になりたい気持ちがあります。既存サイトをゆるやかに是正して、コストと効果のバランスがいい着地点を蔵元とともに目指す。こういう動きをして初めて、企業の広報を担う業務をやってるって胸張って言えると、私は思います。
とりあえず今日はこの辺で。