数日前にネットで見かけた慶応幼稚舎の入試問題。
この問題を巡っての答えと周りの反応にもの凄く違和感があったので、ついさっき思い出してググってみたら私と同じ考えの人がいた。
ここで、解答自体の問題点をいくつかあげていて、それらは的を得ているもの。さらにホントの問題点として「ようはこの問題、非常にくだらないのである。論理的思考力を試すパズルかもしれないが、仮定だらけのザルパズルだ。」と言っていて、これに私も完全に同意見。
私自身が思った事は解答自体の問題よりも「設問の文言の完成度が低過ぎる」という点。いかようにも読めるし、想像できる。状況設定だから想像の積み重ねでしかないのに付け加えて「だれかがしばらくの沈黙の後、答えた。」と書いてあるモンだから、「まぁ答えたっていうんだから答えたんでしょうねぇ。しばらくの沈黙って何をもって言ってるのかねぇ〜。」なんて軽く突っ込みを入れながら問題に取り組まざるを得ない。
この入試問題が本当に出たのなら受験する子供には素直に同情する。よく考えて違和感を持つか、わかんない!で終わらせるか、それがまともな子供だと私には思える。
また、こういう問題の側面に気づかずに盛り上がっているのを見ると、どうしても一時代前の小泉政権時や民主党大勝利時を思い出してしまう。