古酒パーティー その1

えぇ〜と昨日の予告では古酒なんて書いてましたが、さて?厳密に古酒とはなんと言うのでしょうね?まぁ商品としての古酒ではないです。いわゆるコレクションってやつで、氷温に近い冷蔵庫で長期保存していた(もしくはほっといた)お酒たちをいくつか味見してみよう!みたいな趣旨になった訳です。でも長期保存っつっても1〜2年とかそんなんではなく、5年とか10年とか10数年とか。いやいやいやいやそんなん軽く空けようったってそりゃ遠慮しますって!遠慮つーか・・・本気でやめときましょう!て言いますって。・・・それでも結局有り難く何本か味見させて頂きまして。店主さま、本当にどうもありがとうございます。これでもまだまだほんの一部との事。さすがです。豪腕です。

あと、先に言っておきたいのですが、今回のお酒たちの味見は、まぁ遊び心を持って楽しむ趣旨も勿論ありますが、一方でお酒に対する感性を育む為の糧として、いたって真面目に、えぇ真面目に・・・探求してみようという趣旨もあります。なので「磯自慢」についてのみ味の感想を書きますが、それ以降はどのお酒がどうだったとかいう具体的な感想は控えておきます。正直「こりゃ呑めない!」ってものもありました。でもどれも元々は一級品のお酒ですし、変な印象を持たれるのも不本意なのでその辺はご勘弁ください。

さて、ではまず経緯から書きますと。昨日、ある用があってお店に行った訳です。で用自体は滞りなく終わりまして時間的にはそろそろ夜って感じ。良く覚えていないんですがたぶん唐突だったと思います。「主:そういえば磯自慢ありますよ。呑みます?」なぁんて言ってもう取りに行っちゃってて。で持ってきてくれたのがコレ。写真の下の方小さく太字で「1999年」って書いてあるの、見えます?

うおぁ〜すごいですね。これなんでしょ?おがくず?なんか骨董品みたいになってますね。「主:これはえ〜と1999年BYの本醸造ですね。」のわ〜〜〜〜9年前ですか?しかも開けてるじゃないですか…はい…ちょっと怖いけど頂きます。ということで3人揃っておそるおそる注いでみました。見るからにとろとろです。では、いただきま〜す。…あらーーーーー、旨い。なんかヘタな大吟醸より旨いかも?「主:あぁでもちょっと冷たすぎるかな〜?もうちょっとぬるくなってからの方がおいしいかもよ?」ということでしばし歓談を。磯自慢の前の杜氏さん、その前の杜氏さんの話や、昔の本醸造の話や最近の大吟醸の話などなど。

なんて盛り上がってるうちにかるくぬるくなってくると本当に旨い。これは3人とも絶賛でした。ただ本醸造ながら食中酒って感じではなくなってますよね、っていうのは私の意見。みなさんもそうだねって感じでまとまりました。

この本醸造の他にも磯自慢の純吟の10数年ものとかをたくさん見せて頂いたんですが、いやいやこれはちょっとさすがに今開けるのはやめときましょう!と。「んじゃぁヤフオクで売る?あはははは!」なんて冗談言いながら写真だけ撮ってしまってもらいました。

「いやぁ〜いい感じだね〜。いろいろ他にもあるから出してみよう!」てな感じで自家熟成酒の試飲ラッシュがスタートしたのであります。さて、続きは次回。

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コメント

“古酒パーティー その1” への2件のフィードバック

  1. トール

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    まさか、次は東一? 0

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    いえいえ、それは無かったです^^いやでも案外あるのかも・・・。いったいどんだけあるのやら。。。 0