朝まで生テレビ

01/Feb/2003

るーさー

昨日「朝まで生テレビ」を見ました。(ヘンな題名だ。)全体的にアメリカは狂った巨悪であるという認識で統一され、それで日本はどう対応するかという内容。

 

Festerでも、数年前に「市井に生きる」(Greatest Hits内)でアメリカ批判をしています。出演している皆様は高卒の私より、まちがいなくはるかに優秀でしょう。そんな彼らが今になってアメリカの狂気をテレビで発言するのはあまりに遅すぎます。ところがもちろん彼らもそんなことは分かってはいるのだと思います。現在のイラク攻撃、北朝鮮問題、はたまた先の9/11テロ。そんなものに便乗しなければ今の日本では発言の効果が見られないのでしょう。

 

田原さんが「アメリカが狂ってることぐらいずっと前から日本人なら誰だって分かってる!」と言っていましたが、今、日本に暮らす多くの若者はそんなことも分かっていません。また、ひさびさに西部さんが出ていてがんばっていたのはうれしかったですが、その西部さんが”我々インテリ(のはしくれ)ががんばって発言することを大事にしたい”と言ってました。しかしそんなことに耳を傾ける若者など残念ながらいないのです。彼らは身の回りの人間関係と金のことで上手く立ち回ることしか頭にないのです。そして国のことを考えることがダサイのは相変わらずなのです。

 

恥ずかしながら私は学校教育をリタイアしたのでろくな教養を持ち合わせてないただの愚者の一人ですが、それでもできる限り国を想い、知性をもって人に接し、恥を知る人生を歩みたいと思っています……。

 

…..そうですね。そのためにはやはり田原さんや西部さんを見習い、たとえ誰も聞いてくれなくともアメリカが狂っていると発言することが今は必要なのかもしれません。


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