2016年(平成28年)4月に起きた熊本の大震災では、ちょうど日本列島を縦に突き抜けるような方向で熊本と大分に大きな被害をもたらしたということで、サケネスでは熊本のすべての蔵元と大分の一部の蔵元を支援対象にしています。ちなみにこの対象の検討についてはさまざまな意見があって然るべきなので、内外に関わらず多くのご意見をいただきながら支援活動を推し進められるようになれればと思っています。

SAKEMARKのネットショップのオープンが今年1月、1回目の支援が3月。そして今回の支援が6月と、気ばかり焦ってしまうところもありますが、じっくりと進めていくべきであろうと思います。

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今、この文章はサケネスの理事の中村が書いています。
そして今回の支援相手である河津酒造の河津宏昭さんとは、お互いに日本酒の仕事に就くずっと以前から、仕事上のお付き合いがありました。
河津さんが蔵に入るために当時勤めていた会社を辞めて実家に戻り、数年ののち私も当時の仕事をほぼやめてサケネスを起こしました。

数年が経ち、東京の日本酒フェアで久しぶりの再会をし、お互いに感慨深いですねと話をしました。SAKEMARKのことも彼は快く協力してくれました。ということでSAKEMARKライセンス契約の第1号は河津酒造となっています。

この時に彼は、ウチの被害はそうでもないから他のところを助けてほしい、と私に話していたことをよく覚えています。

このたび、遅れ馳せながら前回と同じ100個のバッジを贈呈させていただきました。郵送だったのでメールにて前回同様のメッセージを添えました。

最近めっきり受賞する機会も多くなってきた河津酒造さん。ますます全国規模に、そして世界に打って出ることになっていくと思います。サケネスとしても色々な機会でお手伝いできればと考えています。

2018年6月 サケネス代表理事 中村克己


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