番外編 バックパッカー時代

最近バックパッカーYouTuberの動画をよく見てるんだけど、見ていてふと、そういや自分もバックパッカーだったなぁ〜と思い出し、ちょっと思い出を書いとこうかと。

まぁ貧乏旅行なんてものは振り返ると、なんであんなことしてたのかな?と思うばかり。アタマおかしかったのかな?と。

まずは計画を立てる。猛烈に立てる。細かく、漏れなく、綿密に。よく、ヒッピーみたいなヤツが成り行きで行こうよ!アクシデントも旅の醍醐味!なんて言ってるけど、そんなやつでも最低限の段取りは当たり前に立てる。そうしないと、辿り着かないから。食べらんなくなるから。移動も宿泊も、あっというまに滞り、さっさと命の危険になるから。

なので出発前に計画を立てる。もうこの時点でなにが楽しいのかよくわかんなくなってる。

旅先でもやっぱり段取り段取りばっかりだった気がする。ほとんど苦行。

よくせっかく行ったんだから名所に行こうとなる。んで行き方調べて、安く行けるルートを見つけ出して。そんで苦労してたどり着いて、なんなら無理矢理に感動する。実はそうでもなくても、素晴らしい景色!とか言って。

食べ物もせっかくだからここでしか食べられないものを基本探したりして、それもまた調べたり、彷徨ったりして、苦労してたどり着いて、ちょっとコレは食べらんないとかあったりする。んでこれもいい経験とか言って無理やり自分を納得させる。

いや。。。なんか文句言ってるみたいだけど、それらの作業が、なんというか圧倒的な作業というか苦行が、全体的に。。。んー楽しいというか、いや楽しいっていうか、責任感というか、ちゃんとしないと!みたいな使命感というか、んーまぁ実感?みたいなものかな?なんか頑張って生きているみたいな意識を持てたというか。

もうすでによくわかんない感覚。

思い出すに、一人旅のバックパッカーはみんな難しい顔してた。いつも現在ミッションを遂行中ですので!みたいな。または白人が多かったからそう見えただけかな?

たまにノー天気な顔してる外人もいたけど、大抵が変な裏側を持ってる人だった気がする。興味がドラッグ系に向いているとか。

というわけで。
やっぱバックパッカーってのは、若者しかやらないよねって思う。自分もやってみて、なんか旅を楽しむとかそんなんじゃ全然なかったので。

年取った今はせっかく旅行行くんなら美味いもの食べて、いい景色見て、体も心も楽になるのがいいなと、心から思う。

でもアレがあったからいろんなコトモノが身についたし、心に残る思い出がたくさんあったりもするので、一片の悔いもないけども。

てなことを「しげ旅」ずっと見ながら書いてみました。なんとなく面白くて延々と見てる。この人はなんでも美味しく食べて、景色を楽しんでるようなので偉い!!私とは違うホンモノのバックパッカーなんだろうな!と。


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