迷よえる小羊

写真ワ不思議さ。真実を写すのサ。
でも写真ぢゃワカラナイこともあるのさ。

パンチ
『また最近アレダネ、立て続けにいわれるね。イグチクン顔コワイ。』
イグチ
『…………。』
パンチ
『ソーイヤオレの写真さ、ただのマヌケニーチャンじゃん。ナンダヨ!』
イグチ
『オメーがよこしたんだろーが。』
パンチ
『ハイビスカスぐらい咲かせろ!まわりに。気がきかねーナ。』
イグチ
『オレの写真もとってくれよ。』
パンチ
『ヤダヨまたコエー顔するから。ワラッテーとかいったら狂気の殺人鬼の笑顔だし。』
イグチ
『チョ、チョットひきつってるだけでしょーが…。』
パンチ
『大体さー、いっつも眉間にしわ寄せて何考えてると思ったらダジャレ考えてたりさー。変だよ!変! 』
イグチ
『………。』
パンチ
『さっきも深刻な顔してっから心配したら、初めて行くトコの道順考えてキンチョーしてんじゃん。迷うんじゃないかって。アホか。』
イグチ
『…………。』
パンチ
『アノサー、ココからコンビニ行って帰り道で迷うのナンデ?信じらんない。あと、出勤すんのに道マチガエンナヨ!そんなやつイネーって。 』
イグチ
『オ、オレはオレなりに……。』
パンチ
『電車乗り過ごして遅れんのもしょっちゅうじゃん。立ってるくせに。アタマオカシーって。それにどーしたら電車の上りと下りを間違えられるワケ?しかもしばらく乗ってるし。気づけヨ!なんで日暮里に行くのに気付いたら中野なんだよ!線もチガウじゃん!ココまでくるとスゴイネ!スゴスギダヨ! アンタ!だれにもまねできねーよ。サイコーだよ!』
イグチ
『……アッハッハッハ!オモレー!オレ、オモレー!』
パンチ
『笑い事ヂャネーっつーの。アンタ出先に行くとオレワずーっとケータイもって待機ダヨ!絶対迷うじゃん。コッチまでドキドキだよ!たのむからこれ以上迷わないでくれ。 』
イグチ
『小羊ですか…。ワタシ。』
パンチ
『……ふー。なんだか疲れたよ。』
イグチ
『お、おれも。』
パンチ
『なんでダヨ!(烈)』
イグチ
『セ、セルベッサ!』
パンチ
『ボヘー。』