2015年の1月に火災より蔵が全焼、焼失してしまった白神酒造。早朝の出火ということで事件性もなく、原因は特定できないままとなっています。

その年に東京で行われた青森の酒の会にて、特別に登壇して西澤さんがスピーチをしていた時にサケネスの理事がその場にいました。当時はとても憔悴しているように見えました。

その翌、2016年の春。

サケネスのSAKEMARKがプレスタートして蔵元の募集を始めました。蔵元への広報活動と販売活動をして半年ほどで、白神酒造さまからSAKEMARKへの申し込みがありました。そして2017年2月にSAKEMARKで白神をリリース。

その直後くらいにシュウ・サケ・コーポレーションさんの日本酒イベント「新酒の地酒路」で白神酒造の西澤さんと初めてお会いしました。

その時に出来上がったばかりのバッジのサンプルをお渡しして、「SAMEARKで売上が出てきたら白神酒造さんにバッジを無償提供します。」という約束をしていました。

そしておよそ一年後に通販サイトがグランドオープンして、いよいよ売上が出るようになり、2018/3/11の同じイベント会場にて今回、約束していたバッジ100個を手渡しさせていただきました。

本当はそれなりの渡し方や口上などがあったほうがいいとも思いましたが、イベント出店準備もありお互いに忙しい合間になってしまい、写真のような取り急ぎ感にあふれてしまいました。

ただそれでも、「このバッジは多くの蔵元のみなさまのご協力と、趣旨に賛同して買っていただいた多くのお客さまのおかげでできたもので、我々サケネスはこの活動を代行しているに過ぎません。白神酒造に美味しいお酒を作り続けてほしいというみんなの思いを我々が代わってお伝えしたいと思います。このバッジを蔵元と銘柄のPRに役立てていただいて、これからも元気で頑張ってください。」ということをしっかりと伝えさせていただきました。

そしてひとつ後悔なんですが、写真に映っているこの箱の中には結構きれいに並べたバッジが詰まっています。箱を開けて撮るべきでした。痛恨の極みです。

あと、西澤さんにもマスクぐらいとっていただいた方が良かったかもです。いろいろと後悔はつきません。

これからもこういった形で全国の被災蔵元の支援を行っていきます。そのためにも、もっともっと規模を拡大していきたいと思っていますので、蔵元のみなさまはもちろん、酒販店の皆さま、飲食店の皆さま、そして日々日本酒を楽しんでいる皆さま、SAKEMARKの応援よろしくお願いいたします。

 


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